ドイツ製 Zeiss Ikon イコンタ 6X9 II 型 イエナ・テッサー10.5cm4.5 搭載機
ドイツ製 Zeiss Ikon イコンタ 6X9 II 型 イエナ・テッサー10.5cm4.5 搭載機
二重露出防止装置付きのイコンタ II 型・・・慣れるにつれて指が覚え、使う方の性能が絵に表れるのですょ。
さて、イコンタ物語を駆け足でご紹介しますと
１９２６年に設立されたツァイス・イコン初のオリジナル製品がイコンタで、オリジナル・ローライフレックスと同じ１９２９年に発売された。
設計はナーゲル博士率いる技術陣であったとされている、それまでの蛇腹付きたたみ込みカメラは、前蓋兼ベースボードを開け、その内側のレールの上に鳥居（レンズを取り付けたフレーム）を引き出す、乾板用ハンドカメラと同じ形式、操作が主であった。
その後に前蓋を引き下ろすと 鳥居が立ち上がる セルフエレクティング型と呼ばれる形式があったが、それを発展させ、強力なスプリングにより ボタンひと押しで撮影態勢に組みあがるようにしたのがイコンタである。
したがって、鳥居部が進退しない固定式なので、レンズ自体でピント合わせをしなければならず、ツァイス・イコンはコダックが先鞭をつけたとされる前玉回転式を採り入れて あっさり解決している。
あの第一次世界大戦も終わり社会は安定期に、陸海空の乗り物は速度を増し生活は簡単便利な方向へ流れつつあったのでしょう、簡単便利な操作性と写りの良さで大成功、ツァイス・イコンの主力商品として 幅広い市場を狙ってバリエーションが展開されることになったのです。
さて、ご案内のイコンタ 6X9（521/2）II型はボディシャッタ―式の 折り畳みファインダーと多重露出防止機構を備えた自動巻き上げ止めの 6X9専用機になります、ツァイス本家イエナのテッサーを T.B.1.2.5.10.25.50.100.250 のコンパーシャッターにマウントして載せています。価格的な事もありノバー11ｃｍ3.5 搭載機が多く、新旧、マイナーチェンジのバリエーションが展開されえた中 イコンタ6X9 の中でも完成度が高く 高級機としての位置付けと希少性もあるのか 根強い人気があるのです。
状態として、年代を考えますと 塗装仕上げエッジ部にペイント落ちが少しあるものの、以外はいい状態で残っています外観、機能的には不具合は無いのですが、年代もあり レンズ中玉などにホコリなどがあり、念のため 各部グリスアップ、シャッター機構整備、レンズクリーニングなどを済ませてから、シャッター機構に３ヶ月の保証を付けて お届けしたいと考えております、御註文後 4－5日お時間をいただく予定でおります。
今でも十分お使いいただける 人気のスペックです、使いこなすに「不足」はありませんぞ・・・いかかですか？
■送料全国一律520円：レターパックプラス発送時（代引き/時間指定不可）。
■外観、前述内容 特に不具合は無いように見えます。
■シャッター 全速動作します、念のため整備後のお届けとなります。
■フィルムは120規格。
■レンズクリーニング後のお届け、目立つ不具合ないように見えます。
