日本製 ワルツ オートマット w/Zunow 6cm2.8
日本製 ワルツ オートマット w/Zunow 6cm2.8
小さくとも あの帝国光学の Zunow を 楽しめる 二眼レフ なのです・・・
さてカメラ雑誌の記事によると・・・アメリカの家庭写真はプリントではなくスライドが主流だったそうで、127規格フィルムのスライドマウントのサイズが35mm と同じ 5cmX5cm なので これまでの35mm映写機が 使用出来、映写画面も大きく高画質だったので、スーパースライド と呼ばれて 人気が出てくるにつけ、この127規格(ベスト判)フィルム使用の正方形画面のカメラが流行をはじめた。
127フィルムとは今の日本ではあまりなじみの無い規格のフィルムですが、裏紙が付いていて4*4とかの写真を撮るものです。ベスト判とも呼ばれるものです。
日本ではあまり普及しなかったものですが、6*6などより小さく作れることと、裏紙付きで赤窓でのフィルム巻上げが出来るので簡単なカメラが作れるので、初心者用や玩具のようなカメラがたくさん作られています。日本のメーカーも輸出を中心に大量に作りました。この規格でも高級品のベビーローライ、プリモフレックスやミノルタ miniflex などまともな物もたくさんあります。
今回ご案内の機械は 単なるワルツの44二眼レフではありませんぞ。 な、何と、レンズがズノー60mmf2.8です。それだけでマニアには価値があります。ズノーの一眼レフは夢物語ですがこちらはその
1/25くらい? それでも充分高嶺の花ですが、ベビーローライは辛抱出来ても こちらは 何としても使ってみたいですね。シャッターはコパルMX切替型というのも魅力です。
希少性と年代もありますので、念を入れての シャッター機構整備、各機能グリスア
ップを済ませました。年代に比べてキレイな外観ですが レザーのシボにお手垢? の付着などでクスミ感は否めず、また レンズの中玉にクリーニングで拭きとれない小カビがあります・・・これらを鑑み、と いうことでこの価格と致しました、
いろんな意味で 蘊蓄を傾けたくなるミニ二眼レフです・・・可愛く楽しんでいただければ幸いです。
ネットサーフィン中次の記述にヒットしました・・ご参考いただければ幸いです
■シリアル:54478。
■ヘリコイド・絞り・シャッターダイヤルなどスムースな操作性となっています。
■外観特に目立つアタリ/キズなど無いように見えます。
■写真のケース(イタミあります)付属します。