ロシア製 チャイカ II w/インダスター69 28mm3.5
ロシア製 チャイカ II w/インダスター69 28mm3.5
ロシア製のハーフ判カメラと言えばコレでしょう・・・ベラルーシ、ミンスク)で作られた、フル・マニュアルのハーフ・カメラ。総生産台数は100万を越えているらしいですが、どうなんでしょうか?
機構はハーフサイズのカメラとしては普通。レンズは28mm、F2.8(ピントは目測)で、レンズシャッターは1/30-1/250とB。スロー側がちょっと弱くて1/15があれば便利だと思いますが、屋外で撮るのなら、あるいは室内でもISO400などの高感度のフィルムを使う分にハ充分でしょう。
チャイカの外観的特徴として、まずは巻き上げノブが オリンパスペンF の様に背面にあります。また、フィルムを巻き戻す際にスプロケットのロックを外すボタンがありません。これは単純で、底面の巻上げ/フィルムインジケータ兼用のノブを引き上げるとロックが解除される構造になっています。
次にシャッターボタンがボディ前面右側にあります。初めは違和感がありますが、使っていると縦位置でも押しやすいので便利です。このあたりはわりと作り込まれているような印象を受けます。あとレンズが外れます。ライカLマウントと同じ口径、ネジピッチですが互換性はありません。
絞りの変更はレンズの前に指を入れて刻み部を回す・・とマニアチックなところもありますが、スペックについてアレコレ言及すべきカメラではなく、ちゃんと動いてちゃんと写真が撮れることだけで充分、という実用機をコンセプトのもとに作られているようです。
レンズが外れるから、交換レンズも用意された高級機と思わないで下さい、写りは悪くありませんし、発色はそれなりだと言えます、日本製とは違った切り口からまとめ上げた。不思議なところが魅力のカメラだと思いませんか?
シャッター機構に3ヶ月の保証が付いています
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