日本製 岡田光学製 六和 トレーディング 販売 Rocca:ロッカ
日本製 岡田光学製 六和 トレーディング 販売 Rocca:ロッカ
ロクワ トレーディングによる ボルダ判の Rocca:ロッカ のご案内です。
自分事で恐縮ですが・・・チマチマしたミニカメラには理屈抜きで惚れやすいので、競い合うようにして入手はするのですが、手元にあると安心するのか 適当に仕舞い込んでは いざ 探し出そう とす時には、大した倉庫ではないのですが、何故か見つけられずに 私蔵/死蔵してしまっております、
何かのついでに見つけては、遺跡の発掘よろしく掘り起こしては光の当たる場所に出してやりたく、ご案内している次第です。
さて、当機は資料雑誌によると 1953年に 六和 トレーディング / 岡田光学 によって製造販売されたとあります、Rocca の名前で思い出すのはステレオロッカがあります、カメラキッズでも二度ほどご案内しておりますのでご記憶の方もいらっしゃるのではと思います。
その Rocca のボルダ判のコンパクトカメラで、4速シャッターと虹彩絞りを備え、独特のフィルムホルダーによるフィルム装填式など 特徴があり、当時としては 完成度も高くトイカメラの範疇には 入れたく無いなぁ・・・と 独り言ちております
またまた、話が脱線しますが、子供の頃、120、127規格より小さなボルダ判と呼ばれたロールフィルムを使って約30X30mmサイズの写真が撮れたベークライト製トイカメラがあり、まわりの大人の方から貰った事がある。 あの頃の自分には、何やら随分大きく立派に見えたものです。
止まれ・・話をもどして、ロッカは 内容的には廉価機でもあり シャッターも概ねの速度で動き、表示速度はあくまでも それくらい と思ってくれ‥との事で、「大丈夫かいな・・」なんて野暮は言わないで、ある種のオモチャですから、 スペックではなく 当時のモノがキレイな状態で残っていて動くと言うのが「売り」なのです。
カメラ・・いゃ 高価な写真機なんて買ってもらえるはずもない時代 もぅ 形があるだけでよかった、少年雑誌の背表紙に載っていた広告を見ては 溜息と憧れで胸いっぱい・・・あの時代への引き金に・・・オススメです。
■シャッター動作確認済み。
■外観 内部 年代に比べキレイです、メッキ部にお手垢などのクスミや使いなずみあります。