ドイツ製 【訳あり 見切り品】 フォクトレンダー ビトー BR w/カラースコパー50mm2.8
ドイツ製 【訳あり 見切り品】 フォクトレンダー ビトー BR w/カラースコパー50mm2.8
OfficeHeliar 社のフォクトレンダー誌によると・・・
ビトーシリーズは、蛇腹を使った折り畳み式の35ミリフィルム用小型カメラだ、 初期ビトーが登場したのは1939年の頃ごろの事で、結果的にこれはフォクトレンダー社が戦前に発売した唯一の35ミリフィルム用カメラとなった。
これ以降は第二次世界大戦に突入し、軍需産業に追われて 新モデルが出る余裕は無く、後継機となるモデルは戦後の展開となります
さて、時を経て ビトーの折り畳み式を固定鏡胴に直し、これまでのビトーに出来なかった大口径レンズの搭載、フィルムの装填、巻き上げ戻しの利便性を追求し、さらに露出計を組み込みこんだ ご存知のビトマチックへと発展進化するのです、
製品の品質、たとえば外装メッキの美しさはまもなく50年になろうとするのにまるで新品のような輝きであり、その素晴らしさが手に取るだけでわかるカメラです。
ファインダーは等倍で大きく見やすく、なにより撮影結果の見事さには誰もが感心することでしょう。レンズの良さに加えてボディ内部の反射防止対策が充実しているなど、手抜きなくしっかり作られたカメラだからです。
そのビトマチックから、露出計を省いたというか、無駄をそぎ落したマニュアル機をビトー BRの名前で少数生産しています。
個人的にもタイプの機械で、どちらかというと ビトマチック IIa 以降のモデルはデザイン的にも「いまひとつ」な気がして、BRは・・いかにもフォクトレンダーらしさがあり、名付けられた Vito BRのシンプルな響きが、このBR 型にはピッタリで、カメラ機構上の特徴を上手く言いえてる・・・メーター機構を省けば ビトマチック そのものですからメカ派には 人気があるとの事。
ただ、当機には弱点とされるファインダーの蒸着部に剥がれがあります‥この症状はよくあるので、注意しているのですが、当機はその昔 英国のビジネスパートナーから入手したものですが、到着時にはファインダーに剥離があり、修理のオジさんも手を出さない、仲間内の交換会でも代替パーツも無い状態で12-3年経ってしまい・・・ もぅ 訳ありで売り切る ・・・と言う事でこの価格でお願いします
希少なモデルで 決して格安ではありませんが それだけのバリューがあるのです、お探しの方には魅力だと思っております。
■シャッター、絞り、距離リング不具合無く回転します
■ファインダー内、前述状態・・・現状渡し。