アメリカ製 テンバ カメラバッグ P595系 タンカラー
アメリカ製 テンバ カメラバッグ P595系 タンカラー
カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、
製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物や
なるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたく
なるものなど、集めて、揃えて楽しめます。
かれこれ・・・40年ほど前だったと記憶しているのですが、間違っていたら・・・ご容赦。 米国テンバ社からバリスチックナイロンと呼ばれる強靭な新素材を使い撥水機能を備えたバックが発売され、今のように円高でない時代、高価にもかかわらずタフさ ミリタリーバッグ並みのアクセサリーが用意されプロのニーズにフィットしブームとなったのです。
当時のカタログによると・・・TENBAの歴史は、創業者であり自らもフォトグラファーのロバート・ワインレブ氏が、従来のアルミ製バッグに対して、ウレタンのクッションを軍用のコーデュラナイロン生地でくるんだバッグを1977年に考案したのが始まりです。
以来、常に、「使いやすく、完全に信頼できる物を」という理念に基づいて、改良を続けながら、今日までカメラバッグを作り続けて来たのです。ブランド名のTENBAは、ワインレブ氏がチベット取材時に現地で覚えた「最高のもの」を意味する言葉です。・・と紹介されていました。
定番とされたハードバッグのイメージを一新、カメラバッグの流れを変えたバッグであったと自分は思います、 初期の全面バリスチックナイロン生地のバッグは 長時間服に擦れると、服の方が痛みますのでご注意いただくとして、ご案内のバッグは 一部(背面の黒地)が滑面生地となった後期型になります、前述のトラブルから解放されます。
色はタンカラー(多分そう)と呼ばれたベージュ色で、テンバの代名詞のような存在だった、カタログに山岳カメラマンが起用され雨の中でも撥水効果があるなどで、一躍 プロカメラマンご愛用に、高価だったこともあってアマチュアカメラマンにはステータスとなった時期があったのですょ。
発売当初はヘナヘナ生地の裁ちっ放し、パイピングもせず縫製もアバウトないかにもアメリカ臭いテンバは価格的な事もあって、おおよそのカメラマンからは 見向きもされなかったのです、自分もその一人だった気がする。
テンバの斬新さを真似たテンバ風のバッグが各社から発売され、流れが変わると勝手なものでテンバがベストとされ、タンカラーのテンババッグはステータスとなっていったのです。
現行のテンバはキレイに仕上げられてはいても残念ですがアメリカ製ではありません、当バッグはカメラの保護とタフさを優先し、縫製は「まぁ・・」で通用したアメリカの良き時代、クラシック テンバをお探しの方には最も実用的とされる大きさとポケット2X2個機能となっている P595系 です・・・状態のいいものは無くなりつつあるようです・・・お探しの方にお届け出来れば幸いです。
さて、ご案内のバッグは 写真では一見キレイに見えるかもしれませんが、屋外使用されたものです、ヨゴレ、ホコリ、お手垢など否めず、当バッグにも日焼けによる色落ち小さなシミがなどあります、写真写りは良くても、年代なりなのだと覚悟の上、ご検討願います。また仕切りは 写真の状態でのお届けとなります。
カメラバッグといえどもピカピカで、ないと許せないの方には不向きです、新品を検討されることをお勧めいたします・・・ほぼ40年前のバッグが比較的いい状態で お楽しみいただける・・・と言うのが「売り」ですので、クラシックの「味」をお楽しみいただきたいと思っております。
【寸法】
外寸・ポケット含まず:縦X横X高さ=約20cmX 34cmX 23cm
この時期のテンバ流行の機材に合わせ高さ、幅、横幅 その他を変えてバリエーションを展開しています、当バッグの名前も特定出来ず、便宜上同型のP595としています、間違いはご容赦。
■クラカメの良き時代・・・考え工夫されたアクセサリーを、お楽しみ下さい。
■軽いヨゴレあると思われます、ファスナーなど機能的には不具合無く動作します。
■送料無料。