ライカ フォーカシングステージ 用 5cmレンズマウント ZWTOO
ライカ フォーカシングステージ 用 5cmレンズマウント ZWTOO
カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、
製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物や
なるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたく
なるものなど、集めて、揃えて楽しめます。
某国のビジネスパートナーから『 ライカのヘリコイドユニット 』 として届く・・・・同じようなユニットをライカブームだった7年ほど前にご紹介したことがあるような気がするのですが、ホームページ掲載履歴・販売記録を確認してもヒットしなかったから、類似したものだったようで・・・ZWTOOは今回初めてだと思われます。
状態として機械加工後ニッケル仕上げされたマウント部にElmar F=5cm と刻まれ、ほぼ330°回転するヘリコイドがあり繰り出し量は ほぼ6mm。 レンズ取り付けマウントは奥まったところにバヨネットが、他方はМ39のライカマウントとなっています。
レンズ部品の一部でもないようで アレコレ尋ねたりしますと、ライカの接写関連のアクセサリーでフォコスライドというものがあり、それに関連するアダプターとの事。フォコスライドって大判カメラのクイックロールフィルムスライダーのようなものとご理解いただければと思います。
適当なレンズを取り付け、焦点面でピントを確認後カメラをスライドさせ記録するわけで、構造上複写などに利用されていたのではないかと思われます。 今回はそのフォコスライドに 焦点距離 5cm の沈胴式レンズを 沈胴状態で 取り付けるためのアダプターでヘリコイド機能があります。
アレコレ資料本を読み解くと、このフォコスライドに5cmのレンズを取り付けると近接のみとなるのでレンズを沈胴させ無限遠にもピントが来るようにするためのアダプターと思われます。
HOVE社 の Leica Accessory Guide 2nd EDITION にも 5cm ELMAR For Focusig from ∞ to161/2 inch とありますから、目的は記述通りだと思われます。
ただ、このZWTOO は1936年発売で、当時の5cm ELMAR 用になります、無限にピントが合うのであれば アレコレ楽しめると思って、手持ちの沈胴式の5cmレンズで試してみたのですが、マウントに上手く合わなかったり、無限はでなかったりで、やはり当時の5cmエルマーレンズに合わせた設計となっているようです、
無限に合わすならそのまま写せば済むことですが、それを言っちゃあ おしまいょ・・・と言う事で、使い方は お任せいたしますので、工夫なさっていただければと思っております。
前述内容をご理解いただき、ご興味を持たれた方にお届け出来れば、素直に嬉しく また 励みになります・・・よろしくお願いします。
■送料無料。
■商品は真鍮色のアダプターのみです、他はイメージのため付属しません。
■持ち回りなど、使いなずみあります(写真参照)。